ミニバスでドリブル・ハンドリングが苦手な子の家での練習|体を動かさない・小指側・強くつく

「うちの子、ドリブルが苦手で…」
「家でハンドリングをやらせたいけど、何をすればいいか分からない」
「やりなさいと言っても、なかなか続かない」

保護者の方から、とても多くいただく相談です。

ドリブルやハンドリングが苦手な子は、練習量が足りないのではなく、何を意識すればいいかを知らないことがほとんどです。
意識するポイントがないまま100回やるより、ポイントを意識した30回のほうが上達につながります。

この記事では、小さい選手を専門に指導している僕が、ドリブル・ハンドリングが苦手な子が家でできる練習と、意識するポイント、続けるための親の関わり方をお伝えします。

ハンドリングが苦手な子の4つのポイント

ハンドリングが苦手な子の4つのポイント

ポイント1:体は動かさず、その位置でボールを回す

胴回し、膝回し、8の字などのハンドリングでよくあるのが、ボールと一緒に体も動いてしまうことです。
体が動くとボールの位置が定まらず、かえって遅くなります。

体は動かさず、その位置でボールを回すことを意識してください。
慣れないうちは、30秒または30回を目安にやってみてください。
片足を上げた状態でのハンドリングで、バランスの練習もできます。

※体を折りたたんだ状態でボールを上下させると、背中の下のあたりを痛めることがあるので気をつけてください。

ポイント2:手のひらにボールがくっついている時間を増やす

指先で弾くのではなく、手のひらの中でボールを回すイメージです。
手のひらにボールがくっついている時間が長いほど、ボールをコントロールできるようになります。

ポイント3:小指側を意識する(チョップの形)

ドリブルが安定しない子には、手の小指側を意識してボールを扱うことを教えています。
手をチョップの形にしてボールに触れ、手のひらをベタっとつけるようにドリブルします。

ハンドリングブートキャンプに参加した保護者の方からは、こんな感想をいただきました(原文のまま・お名前は伏せています)。

娘は一緒に視聴はしていませんでしたが、
近くにいたので、チョップでドリブルやってみてー!と言って、やってくれていました!
ボール起こしが出来ない娘が、チョップでやると、すぐ出来ました!本人もびっくりしていました!

ただ、ハンドリングをするのではなく、細部に拘って練習することが大事だとわかった。小指側を意識してハンドリングをするということを初めて知った。チームの上手い子がやっているパスのフォームはこれだったんだ!とわかり、身近に実践している人がいて嬉しくなった。

ポイント4:強くつく、足が先

ドリブルが苦手な子に、僕がまず伝えるのはこの2つです。

  • 強くつく
  • フットワークが先:ボールより先に、足を動かす

以前、ドリブルに苦手意識がある小学生(138cm)を指導したときも、この2つを中心に練習しました。
最初は緊張もあって動きがかなり硬かったのですが、できることも混ぜながら練習を進めるうちに、動きが滑らかになり、ドリブルの力も強くなっていきました。

レッスンのあと、保護者の方がGoogleに口コミを書いてくださいました(原文のまま・お名前は伏せています)。

初めは緊張もあって動きもかなり硬かったですが苦手意識を少しずつ減らせるよう、できる事を混ぜながら特訓して頂きました。
苦手なドリブルにも真摯に向き合って頂き、本人も手応えを感じることができるぐらい動きが滑らかになり、ドリブルの力も強くなりました!

そのときの様子は、こちらの記事に書いています。
大阪でバスケ個人レッスン|ドリブルが苦手な小学生が変わった2つのポイント

家でできるドリブル練習(パウンドドリブル)

「強くつく」を身につけるには、パウンドドリブル(強くつくドリブル)がおすすめです。
動画を見ながら、一緒にやってみてください。

縦足パウンドドリブル

パウンドドリブル(ボールフッキング)

パウンドドリブル(バーンアウト)

慣れてきたら、試合に近い練習へ

キャッチしたら小指側に「引き込む」

ボールをキャッチしたときに、小指側にボールをはめ込むように引き込む動作も、家で練習できます。
引き込みができると、プレッシャーをかけられても取られにくくなり、次のプレーにもつなげやすくなります。
キャッチからそのままピボットにつなげると、より試合に近い練習になります。

ドリブル×フットワーク

ドリブルだけ、フットワークだけを別々に練習するのではなく、ドリブルとステップ(クロスステップなど)を組み合わせて練習してください。
試合では、ドリブルと足の動きは必ずセットで使います。

ハンドリングブートキャンプに参加した保護者の方からも、こんな感想をいただきました。

ドリブルとフットワークの連動がしっかりできるように、細かい部分まで意識して自主練したいと思いました。それができている選手は身長や体格に関わらず、得点が取れていますね。

苦手な子が続くようになる3ステップ

ステップ1:小さく始める

練習時間は、1日30分〜1時間は取りたいところです。
ただ、苦手な子にいきなり長い時間をやらせると、嫌になってしまいます。
最初は5分、メニュー1つからで大丈夫です。
そして、苦手な練習ばかりにせず、できる練習も混ぜながら進めてください。

ステップ2:できたところを見える化する

僕のハンドリングブートキャンプでは、毎日の練習のあとに振り返りシートを書いてもらっていました。
お子さんが書いてくれた振り返りには、こんな言葉がありました。

ボールをコントロールできて嬉しかった

ドリブルがどこも行かなかった

自分で書いた「できた」は、親が「上手になったね」と言うよりも、ずっと強く本人の自信になります。
練習の動画を撮っておくのもおすすめです。

ステップ3:3日前の自分と比べる

比べる相手は、チームメイトではなく3日前の自分です。
3日前の自分と比べれば、小さくても必ず「前よりできたこと」が見つかります。

親の関わり方

家での練習は、親御さんの関わり方で続くかどうかが大きく変わります。

  • 上手くできたかどうかより、挑戦したことを言葉にする(例:「今日は失敗しても最後までトライしてたね」)
  • 練習中の表情や言い方にも気をつける
  • あれもこれもやらせず、今足りないことを1つに絞る

ハンドリングブートキャンプに参加した保護者の方からは、こんな感想もいただきました。

娘への伝え方がとても参考になりました!
今までの娘への態度にすごく反省させられました。威圧的な部分もあったなと。
娘に寄り添い、自分も変わっていきたいと思えました。

自主練の時間の目安や、続けるための仕組みについては、こちらの記事にもまとめています。
ミニバスの自主練メニュー|家でできる練習と時間の目安、自主練しない子への親の関わり方

よくある質問

毎日どのくらいやればいいですか?

理想は1日30分〜1時間ですが、苦手な子は5分からで大丈夫です。
大事なのは、時間の長さより毎日続けることと、何を意識してやるかです。

ハンドリングをやれば、ドリブルも上手くなりますか?

ハンドリングだけで終わらせず、ドリブルとフットワークを組み合わせた練習までやってください。
試合では、ドリブルと足の動きは必ずセットで使います。

家の中でボールをつけません

胴回しや8の字などのハンドリング、キャッチの引き込みは、ボールをつかなくても家の中でできます。
ドリブルは、体育館や公園でボールがつけるときにやってください。
名古屋・愛知で練習できる場所は、こちらにまとめています。
名古屋・愛知のバスケコートの記事を読む

まとめ

  • ハンドリングは体を動かさず、その位置でボールを回す
  • 手のひらにボールがくっついている時間を増やす
  • 小指側(チョップの形)を意識する
  • ドリブルは強くつく、足が先。パウンドドリブルで練習する
  • 慣れてきたら引き込みとドリブル×フットワークへ
  • 苦手な子は5分から。できることを混ぜて、3日前の自分と比べる

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