【基礎】小さい選手のディフェンス講座!〜クロスステップ編〜

どうも小さいバスケコーチの鈴村です。

今回は、小さい選手が身につけるべきクロスステップをお話していきます。

クロスステップは足が遅い選手がすると習った

クロスステップは使うなと監督に言われている

上手いガードを止める方法を知りたい

クロスステップを有効に使えていない選手が多い印象です

今回の内容を理解できれば、チームで1番ディフェンスが上手いと言われる選手になれます。

なので、ぜひ最後まで見ていただけたらと思います。

クロスステップを使う理由がやばい!?

私は、指導者としてかれこれ10年以上指導してきました。

チーム指導者を初めて5年ほどはとにかく「スライドで守る」と選手たちに言ってきたんですね。

というのも、今でも「クロスステップは遅れた時に使うもの」だと習っていませんか?

ですが、これは半分合ってて、半分間違っています。 

このディフェンスだとスライドを使う場面の方が少ないです。

そして、ここからは私の考えです。

といのは、オフェンスのスキルに合わせてクロスステップをするのが正しいと私は考えています。

例えば、足が遅い選手をディフェンスしているとします。

でも、抜かれてアドバンテージを取られてる。

ってことありませんか?

自分よりも足の遅い選手から簡単に抜かれたらどう守りますか?

スライドステップを沢山使って体力だけ消耗させますか?

それで4Q守り抜けますか?

と、まぁ過去の私にも向けたメッセージです。

ただ、実際に遅れてるから使うってのはあながち間違いではないんですね。

オフェンスがどういったステップでアタックするかでディフェンスのステップも変わります。

なので、具体的にクロスステップを使うと有効であるシチュエーションを3つ紹介していきます。

特にガードには必要な技術になりますので、必ず見てください。

1つ目オールコートマンツー

これは言葉で説明するよりも動画を見てもらった方が早いと思います。

めちゃくちゃ簡単に言えばスライドでは追いつけないっていうのが一つです。

で、オールコートでもスライドで守れる!と習ったことがある人はここだと別の話になるので割愛します。

(少しだけヒントを言うとそもそものスタンス(前提)がおかしい)

ただ、一つ注意して欲しいのが「オールコートでついていく」を目的にしないといけません。

最後はブロックもしくは正面に入るまでがセットとなります。

頑張りどころを間違えるどんなにいいディフェンダーでも最後はやられてしまうので注意してください。

2つ目コンタクトに強くなる

スライドの逆足でもコンタクトの話をしましたがクロスステップはスライドよりもコンタクトが強いです。

基本的に理由はスライドと一緒になります。

つまり地面との接着が鍵ということ。

また、スイッチフットを使えるとクロスステップの動きは加速します。

ですが、注意したいのは最初に言いましたがオフェンスのスキルに合わせた動きが大前提です。

「押す」はいけないことをよく覚えておきましょう。

オフェンスが押してきた時に同じように押し合う。

ディフェンスからコンタクトを仕掛ける場合

基本的にはファウルで時間を止めたり速攻を止める。

そういった試合を巧みに使える選手がやることです。

大事なのは、オフェンスにポジションを取られない。

そのためにコースの取り合いでコンタクトが生じます。

またコンタクトの強い選手は、しっかり地面を蹴っています。

正面に入る際はスライドを組み合わせてもいいですね。

3つ目クローズアウト

クローズアウトとは、オフェンスに対して遅れてディフェンスするシチュエーションのことです。

基本的にバスケットボールはクローズアウトゲームと言ってオフェンスが優位になります。

なので、どうしてもディフェンスはここの守り方は理解していないといけません。

では、クローズアウトの状態から守るために必要な情報をお教えします。

まず瞬時に判断した際に早い蹴り出しができるようになりましょう。

クローズアウトで大事なのは爆発的な1歩目とストップです。

どれだけ早く大きなステップができてもストップができなければカウンターで簡単に抜かれてしまいます。

なので、セットでストップとそこからまた蹴り出せるようにしておきましょう。

クロスステップだけ使えればいいわけではありません。

そのため遅れたから使うという考え方だけはアップグレードしておきましょう。

【基礎】小さい選手のディフェンス講座!〜クロスステップ編〜まとめ

いかがでしたか?

現代のバスケットではスライドやクロス以外にもたくさんのディフェンススキルがあります。

スライドだけで守る。

クロスだけで守る。

そのような古い価値観を捨ててオフェンスのスキルに負けないディフェンスを身につけましょう。

また、更にディフェンススキルについてもっと知りたい方は下記の公式LINEを登録しておくことをお勧めします。

こちらの公式LINEを登録しておくと、バスケットボールを直接学べる勉強会への案内が届きます。

11月も開催予定ですので今のうちに登録しておいてください。

では、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

おすすめの記事